私達バリューデータは、国内・オフショア問わず、優秀なプロジェクトマネージャーを確保できず、案件が炎上して困っている企業を救いたい、という想いから創業に至りました。

少子高齢化の影響から日本のIT業界は深刻な人材不足と、高騰する人件費問題に直面しています。この問題の解決策として、アジア諸国への「オフショア開発」が行われているものの、失敗事例が多く、現在では中国、インドの人件費も上昇し続けています。

開発がうまくいかない理由の一つは、開発手法がウォーターフォール型だからです。システム開発とは、今までに世の中になかった新しいサービスやシステムを0から産み出すものです。今まで世の中になかった画期的な新サービスをどうやって見積もればよいのでしょうか?

オフショア開発ではアジャイル開発が基本です。ウォーターフォールしかやったことない人がいきなり海外でアジャイル開発をやるのですから、失敗するのも当然です。

アジャイルとは、「⁠不確実性に向き合うための考え方」です。不確実性というと仰々しく聞こえますが、要するに人間にとって「わからないこと」をさしています。人間にとってわからないのは、「⁠未来」「他人」です。わからないものを知るには、実際にやってみるしかありません。そういった考え方がアジャイルの基本的な発想です。

ソフトウェア開発を進める上でわからないことは「何を作ったらいいのか」「どのくらいで終わるのか」ということです。何を作ったらいいのかを知るには、実際に作ったものを顧客に見せて、聞いてみれば正しいのか正しくないのかわかります。また、どのくらいかかるのかも、作る前に予想するよりも実際にすこし作ってみて、その実績から予測するほうが精度が高くなります。「⁠わからないものを実際やってみて確認する」というサイクルを固定するために、多くのアジャイル開発手法では、短いタイムボックスを設けて、都度振り返りとレビューを行います。これが、「⁠未来」のわからなさに対するアジャイル的なアプローチです。

また、プロジェクトに人数が増えすぎたり、特定の業務しかしない人が増えると、お互いに知らない、よくわからない人が増えて、セクション意識が生まれたり、全体のために何をするべきなのかがわからなくなってしまいます。そうなると、「⁠他人」がプロジェクトに増えていきます。そこで、お互いが膝を突き合わせて話ができるくらいの少人数で、会話を通じて問題を解決していきます。

アジャイル開発を何か体系だった開発プロセスなんだと考えると誤解をしてしまいます。アジャイル開発は「どうやったら、不確実性をもっと減らせるんだろう」という問いにチームが向き合うための考え方です。まずは、小さく失敗しようというのがアジャイル開発の重要な点です。失敗することを恐れるあまりに大きな失敗をするまで目を背けてしまうのは、のちのち大きな痛手になります。決まった時間の中で、多くのことを学ぶためには減点主義ではダメなのです。

私たちバリューデータは、数々の炎上プロジェクトを鎮火させてきた経験から、オフショアでも日本と同等のクオリティのプロダクトを開発することができました。このノウハウを皆様と共有し、貴重な資金を無駄にせず、きちんと開発が動くように弊社のノウハウを惜しみなく提供する事で、日本社会に貢献したいと考えております。

私達バリューデータは発注企業とシステム開発会社との架け橋となって「アジャイル開発のプロフェッショナル」としての存在感を、今後もますます高めて参ります。

今後ともより一層のご支援を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。

株式会社バリューデータ 代表取締役CEO 中井一機